ひとりの人生に寄り添う、ただひとつの家をつくる。

もしかしたら、ゆらりがつくる家は一見なんの変哲もない、ごく平凡な家に見えるかもしれません。
たしかに、目が覚めるような豪華絢爛さはないし、周囲の環境にもごく自然に溶け込んでいます。

そう、群衆の中のひとりの人間のように。

でも、会話をすれば、誰もが無二の人生を歩んできたことが分かるように、
私たちの家も、ドアを開けて足を踏み出していただけたら、
ここが唯一の場所であることを理解いただけるはずです。
主張しすぎないデザイン。暮らす人をおおらかに受けとめる柔軟な間取り。
ふんだんに使われた自然素材は、年を経るごとに味が出てくることを予感させるでしょう。

目が覚めるような豪華絢爛さはないし、かといって削ぎ落としきったストイックさがあるわけでもない。
でも、どこかホッとする。いいなぁ、としみじみ思う。
住む人を見れば納得する。ああ、この人のためだけの家なのだ、と。
自分らしく生きるふつうの人の人生に寄り添った、理想的なふつうの家。
そんな家をつくるために、ゆらりは今日も建主さまと向き合っています。